敷金はいつ・いくら返ってくる?返ってこない時の対処法
退去したのに敷金が戻ってこない、高額な精算書が届いた——。敷金が返るまでの目安と、納得できない請求が来たときの確認手順・相談先をやさしく案内します。
更新日: 2026-06-13
退去したのに、敷金がなかなか戻ってこない。やっと届いた精算書を見たら、「修繕費でほぼ相殺、返金はわずか」と書かれていた——。そんなとき、これって普通なの?と不安になりますよね。
先に結論を言うと、敷金は退去後に部屋の精算をしてから返ってくるもので、目安は退去後おおむね1か月程度。 返ってこない・少なすぎると感じたら、確認できる手順がちゃんとあります。
敷金っていつ返ってくるの?
敷金は、家賃の滞納や退去時の原状回復にあてるために、契約のときに預けておくお金です。退去して部屋を引き渡したあと、大家さん(貸主)がかかった費用を差し引いて、残りを返金します。
返ってくる時期は契約しだいですが、目安は退去後1か月くらい。契約書に「退去後◯日以内に返還」と書かれていることも多いので、まずそこを見てみてください。
いくら返ってくる?引かれていいのはどこまで
ここが大事なところ。敷金から差し引けるのは、あなた(借主)の負担になる分だけです。
普通に暮らしていて生じる傷み——家具を置いた床のへこみ、日焼けによる変色、テレビ裏の電気ヤケなどは経年劣化・通常損耗で、貸主の負担。つまり、ここは敷金から引けません。引いていいのは、ペットの傷や結露を放置したカビなど、使い方のせいで生じた分だけです。
しかもカーペットや壁紙には「6年で価値がゼロになる」という耐用年数のルールがあり、長く住んだ人ほど借主の負担割合は下がります。
返ってこない・高すぎる。どうすればいい?
精算書に納得できないときは、この順番で確かめてみましょう。
- まず大家さん(貸主)・管理会社に精算の内訳(明細)を出してもらう
- 経年劣化のはずの項目が借主負担になっていないか照らし合わせる
- 話が折り合わなければ、お住まいの地域の**消費生活センター(消費者ホットライン 188)**に相談する
下のチェッカーで、あなたのケースで引かれていい分・返ってくる分の目安を、まず確かめてみてください。